前回のブログでは投資を始める際の準備という事で、目標や投資資金の準備を書きましたが、
いざ準備ができても投資にもたくさん種類がありすぎて、何から始めたらいいのか分からない…という方も多いのでは。
今回は、投資にはどんな種類があるのか、それぞれのメリットとデメリットを合わせて解説します。
Contents
投資の種類
投資よりも大きい言葉で資産運用というものがあります。
資産運用は大きくわけてふたつ。
貯めることを重視した『貯蓄』と、お金を増やすことを主軸にするのが『投資』です。
投資の主な種類として
・株式投資
・不動産投資
・為替取引
・債券投資
・投資信託
・仮想通貨 などがあります。
当たり前ですが、必ず利益が出るというものはなく、
それぞれに良い点悪い点があり、上手く運用することで利益が増えるものなので自分に合ったものを探しましょう!
株式投資
投資といえば、多くの方が真っ先に株式投資を思い浮かべるのではないでしょうか。
株式投資とは、企業が発行した株券を売買したり、配当金を得たりすることで利益を得る投資方法です。
株式投資のメリット
株式投資のメリットは、利益の出し方が多く自分に合わせて運用方法も調整できる点です!
売買することで得られる収益をキャピタルゲイン(売却益)、配当による利益をインカムゲイン(配当金)といいます。
株価は常に変動しており、安くなったタイミングで購入し、高くなったら売却を行うことで売却益を得ることができます。
また、株式は一定期間保有していれば、配当金を得ることができ、保有株数や保有期間によって金額は異なります。
他にも、全ての企業が行っているわけではありませんが、株主優待品を受け取ることができます。
株主優待品には、クオカードやギフトカードのほか、自社サービス品を安く利用できる優待券、自社商品詰め合わせなど種類が豊富です。
また、一般個人に株主になってほしいと考え、人気の高い株主優待品を取り入れる企業が増えています。
自分の好きな事から投資先を選んだりできるところも良い点ですね!
株式投資のデメリット
株式投資のデメリットは、知識が必要になることです!
先程の利益の種類から配当金(インカムゲイン)があり、持っているだけでも利益が出ると言いましたが、
株式は証券取引所で売り買いされているため、常に値動きがあります。そのため、値下がりすれば逆に損失をこうむる可能性があります。
株式投資の場合、100円からできる投資信託などと比較して、100株単位で購入しなければなりません。
預けておくだけの投資と違い日々値動きがあるものに最低でも数万円と投資額が高いことが、初心者にとってはややデメリットです。
さらに元本保証がない点もデメリットになります。最悪な場合投資先が倒産した場合は投資した分はゼロになる可能性もあります!
日々の値動きをチェックしながら売買することで利益を出すには、相応の知識が必要になる事です。
個人向け国債
個人向け国債は、国が発行し、個人しか買えない債券のことです。
そもそも債券とは、企業や地方公共団体等が投資家からお金を借りるときに発行する「借用証書」のようなものです。
つまり、国債を買うことは、国にお金を貸すことと同じと言えます。
個人向け国債のメリット
個人向け国債のメリットは、ズバリ「ローリスク、ローリターン」なところです!
発行元が国であるため、元本割れの心配などがかなり少ないため安全度が高く0.05%(年率)の最低金利保証も付いています。
銀行預金よりも高い利回りで運用したい人向けの商品です。
投資はしたいが、絶対に損はしたくないという方にはおすすめです。
個人向け国債のデメリット
個人向け国債のデメリットは、メリットでも「ローリスク、ローリターン」と言ったように利益が少ない事です。
個人向け国債の金利は最低保証の約0.05%です。銀行よりは高いですが、決して高いとは言えない金利です。
例えば、100万円の個人向け国債を購入した場合でも、1年間で500円増えることになります。
金利が低いので、少ない金額を購入しても大きい利益は見込みません。
ある程度まとまったお金が必要になる為、かなりの貯蓄があり長期運用を見据える場合ではないとなかなかお金は増やせないと言えます。
また、個人向け国債は換金性が低い事もデメリットです。
発行から1年経過以降、いつでも取扱金融機関にて額面1万円単位で中途換金することができますが、
満期を迎える前に中途換金する場合は、「中途解約調整額」が差引かれるところも少し難点です。
ポイント投資がある!?
ポイント投資とは、「手持ちのポイントを金融商品と交換ができるサービス」のことをいいます。
最近はこのような投資もあるんですね!!ポイント投資はまだまだ認知度が低い投資と言えます。
ポイント投資のメリット
ポイント投資のメリットは、手軽さとリスクのダメージが少ない点です。
種類が2種類あり、ポイント投資型とポイント運用型と言われています。
ポイント投資型は、手持ちのポイントを現金化して、株や投資信託などを実際に売買していく投資方法です。
一方でポイント運用型は、手持ちのポイントを現金化せずにそのまま運用する投資方法のことです。
ポイント運用型の特徴として、証券会社を仲介することがないため、面倒な手続きがいらないという点が挙げられます。
また損失があった際も、実際のお金を失うより精神的なダメージは少ないと言えます。
まあポイントだからと割り切れる場合もあるでしょう。
ポイント投資のデメリット
ポイント投資は気軽に始められる反面、運用に少し手間がかかる点がデメリットです。
口座開設の手続きはインターネット上で完了できる場合もありますが、物によっては証券口座を開設する必要があるため、
本人確認書類やマイナンバーのアップロード、簡易書留の受け取りなども必要になります。
さらに、特定口座に対応していない投資対象を通じて利益が生じた場合、確定申告の手続きも必要となってきます。
また取引をしてもしなくても、利用料がかかります。
月間約定取引金額50万円以下の場合、毎月220円(税込)
口座の管理料や買付けの手数料など、投資にかかる費用などもあらかじめ調べておく必要もあります。
まとめ
当たり前ですが、リスクもデメリットもない物はないので誰にでも確実な投資はありません。
やはり自身がどのように運用できるのか、していきたいかというのも明確にすることが大事ですね!
軸があった上で運用した方が、「リスク分散がしたい」「老後の資産形成がしたい」などの次の目標が生まれるはずです!
投資への準備については、前回の記事で詳しく説明しています!!
↓↓↓↓
次回も引き続き各投資の紹介をしていきます!