前回の記事で投資は目的が大事と言いましたが、
「色んな企業や事業を応援したいけど、どれを選べばいいか分からない」や「知識がつくまでは、初心者でもおすすめな投資から始めたいな」
という人も少なくないでしょう。
今回はそう言った方々にも始めやすい投資信託について深堀りしていきます!
Contents
投資信託とは!?
投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用しその運用の成果として生まれた利益を投資家に還元するという金融商品です。
以前にエクシアの記事に例があるので是非読んでみて下さい!!
↓↓↓↓
エクシア合同会社(EXIA LLC)とは何?安全な投資なのか検証してみた!
投資信託のメリット
投資信託のメリットはいくつかありますが、
1番は何といっても「プロが代わりに運用してくれる」点です!
株式や債券などを個人で購入する際、何を選ぶか、いつ買えばいいのか、どのくらい購入するかなど、ある程度の知識、経験は必要でしょう。
それを「投資のハードル」と感じる人も少なくないはずです。
しかし、投資信託は先に説明したように、皆さんからの資金を集めて、ファンドマネージャーという投資のプロが運用します。また、投資信託はいくつもの投資商品で構成されていますが、市場の情勢などに応じてその比率や商品そのものを入れ替えたりもしているのです。
また以前の記事でも書いた、「分散投資」にできる点もメリットです。
投資信託はリスクが少ない投資とも言われ、また他の投資を時期を分ける事も可能です。
こういった投資は分散投資に活用できると言えるでしょう。
投資信託の種類
投資信託は運用先によっていくつかの種類に分けられます。
主には、株式、債券、不動産、コモディティなどが挙げられます。
例えば株式には国内や海外などの種類があり、どちらかと言うとハイリスクハイリターンの投資信託と言えます。
リスクがあっても収益を出せる可能性に賭けたいと考えている方は、株式型投資信託を選ぶのがよいでしょう。
逆に、債券型投資信託はローリスクローリターンの投資先です。
利回りよりリスクの低さを優先したい場合など、安定した投資先を探している方は債券型投資信託をおすすめします。
不動産であれば現物に投資するためには多額の資金が必要ですが、REITを利用すれば、少ない資金で不動産投資に参加できます。
コモディティとは「商品」を意味し、コモディティ型の投資信託は商品先物市場で運用するため、インフレに強いのがメリットです。
種類の中にはバランス型もある!
投資信託にはバランス型と呼ばれるタイプもあります。
バランス型投資信託とは、株式・債券・不動産・コモディティなどの複数の投資先からいくつかをピックアップして投資するものです。
複数の投資信託を利用して分散投資する場合、ファンドの選定や資金のバランスを考慮するのに手間がかかります。
このような手間を省いて簡単に分散投資できるようにしたのが、バランス型投資信託といえるでしょう。
投資信託を始めるためには!
投資信託を始める上で必要なことは、
①目標を決める
②運用方法を決める
③投資制度の利用を判断する
④投資信託の種類を決める
⑤証券会社で口座を開設する
⑥投資金額を口座に入金する
⑦運用する
です!
⑦の運用するは始めた後に定期的に確認することなので実質6工程になります。
目標は以前の記事に書いた通り5年10年後にどれぐらいの額を考えているかや、現在の収入からいくら余剰資金を作れるかです。
元手が決まり、どの程度の期間でいくらに増やしたいのかが決まったら。これによって必要な利回りが決まります。
求める利回りによってどの投資信託を選べばよいのか定まってくるので、重要なステップです。
投資信託で利用できる制度には、主にNISA・つみたてNISA・iDeCoの3種類があります。それぞれの特徴は次のとおりです。
NISAは個人投資家が利用できる税制優遇制度で、毎年120万円までの非課税投資枠が設定されています。
投資信託の分配金や譲渡益も非課税対象です。
つみたてNISAの非課税枠は年間40万円までと少ないものの、非課税期間が最長20年と長くなっています。
長期投資や分散投資のための制度なので、特定の条件を満たした投資信託で利用可能です。
iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、加入者が掛金を拠出して用意されている金融商品で運用します。
以前にこちらでNISAとiDeCoを紹介しています!!
↓↓↓↓
iDeCoと積み立てNISA、どっちがおススメ?!積み立てNISA編
iDeCoと積み立てNISA、どっちがおススメ?!iDeCo編
まとめ
今回は、初心者にもおすすめな投資信託をまとめてみました!!
やはり投資は知識が少ない事や、投資の世界を知らない事が始めにくい原因になっていると思いますので、
まずは利回りよりリスクの少ない投資信託で自分の余裕のある金額からスタートし、投資に触れてみてから
色々と広げていくのもいいかもしれません。